そうすれば心ある人に発見された場合、直接飼い主の元に通報してもらえるというメリットもあります。

  あれば写真も持参して下さい。

  保護された場合、飼い主からの届け出がなく連絡先もわからなければ、数日で殺処分されます。

  自宅で迷い犬や猫を保護している場合も、飼い主が探している可能性がありますので、

同様に届け出ておいて下さい。

  また、その犬や猫の特徴をなるべく詳しく書き、できれば写真も添付したビラを作って、

近所の目につうく場所や動物病院、ペットショップ、スーパー、美容院、銭湯などに貼ったり、

新聞・タウン誌などの『迷い犬・猫コーナー』に掲載を依頼するなど、あらゆる手をつくして捜索して下さい。

  しかし、何よりも『迷い犬』にさせないことが先決です。

  そのため、戸外では決して放し飼いにしないで下さい。

  ここで強調しておきたいのは、戸外での犬の放し飼いが禁止されているからといって、

日本の多くの家庭がそうであるように、常時、玄関口や庭先に短いクサリや紐でつながれている生活は、

彼らにとって決して幸せな暮らしではないということです。

  先日会ったイギリス人の男性は、「日本の犬はなぜみんな鎖につながれているんだ!?

僕はあれを見るたびに訴えてやろうかと思う!」と憤っていました。

ちなみにイギリスでは、犬をつないで飼っていたら、虐待とみなされるそうです。

  日本人の大半は「犬はつないで飼うもの」と思いこんでいますが、元々、人間よりはるかに速く走り、

長い距離を移動する生活を営んできた犬の習性を考えると、鎖に縛り付けられ、

半径1メートほども活動できない生活は、どう考えてもふしぜんです。

  とはいえ、先ほども述べましたように、戸外は犬にとっても危険だらけですし、

世間には犬が怖い人や嫌いな人もいます。

  ですから、せめて家の敷地内だけででも自由に生活きるようにしてあげて下さい。

  庭付きの一軒家なら、門や塀をくぐったり飛び越えたりして戸外に出ないよう、

ネットや柵を取り付けるなどの工夫をした上、室内を含めた家の敷地内で放し飼いにして下さい。
 

  庭がなければ、家の中だけでも自由に生活させてあげて下さい。
 
  そして、戸外へ出かける時だけは必ずリード(引き網)を使って下さい。
 
  さらに大切なのは、飼いはじめると時に、「ウチには広い庭がないから、

室内で飼える小〜中型犬にしよう」「子どもやおばあちゃんでも散歩に行けるように、小型犬にしよう」

という風に、自分の家のサイズやライフスタイルに合った大きさや気質の犬を選ぶということです。